パーキンソン病 | 嚥下障害のリハビリはどうする?

食べたり、喋ったり、呼吸したりすることは、
普段なら全く関心がなく、当たり前のように
思ってしまいがちです。

しかし、生理的には複雑な運動で
成り立っていて、喋ったり、
呼吸をすることは、肋骨の間にある肋間筋、
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)、
斜角筋(しゃかくきん)などの筋肉が働き、
胸郭(きょうかく)がきちんと動く必要が
あります。

嚥下障害について

パーキンソン病が進行してくると、
筋固縮や筋力の低下が進むために、顔や口、
のどの筋肉が強ばって滑らかに動かすことが
難しくなってきます。

そのため、食べ物や水分がうまく飲み込め
なくなったり、喉に詰まった食べ物を
吐き出すことが出来なくなったりする、
いわゆる「嚥下障害」が起きる可能性が
高くなります。

それで食べ物が器官に詰まり、
口の中の雑菌が肺にまで達して「誤嚥性肺炎」に
なり、最悪、命を落とすことになりかねません。

そのため、安全に食事が摂れるようにすることが
重要になってきます。

口やのどの筋肉を鍛える「嚥下のリハビリ体操」や
プッシング・プリング法」を実践することを
オススメします。

まず「嚥下のリハビリ体操」ですが、誤嚥は、
食べ物や飲み物を摂る一口目に起きることが
多いと言われてします。

まだ食べるを摂るという意識の準備が
出来ていないのが原因であるため、
食事の前に口の周囲や首の筋肉の緊張を和らげる
「嚥下リハビリ体操」が有効になる訳です。

その方法は、肩から首、舌から口の順で
ゆっくり動かすことで、筋肉をリラックス
させていきます。

一方、「プッシング・プリング法」は
発音のリハビリですが、パーキンソン病の
患者さんの声は小さく、周囲の人間が
聞き取りにくいほどです。

やり方は次のとおりです。

①壁の前に立ち、両手の掌で壁を押す。
②両手で壁を押しながら、「アーーー」と
大きくハッキリした声で発声する。
③男性は30秒、女性は20秒を目標に声を出す。

まとめ

パーキンソン病による死因として、
「嚥下障害」がトップになっています。

パーキンソン病によって筋力が低下し、
普段何気もない動作が難しくなって
しまいます。

「嚥下のリハビリ体操」や「プッシング・プリング法」
で口やのどの筋肉を鍛えるのがよいですが、
カラオケも有効です。

大きな声で発生することで、自然と口や喉周りの
筋肉が鍛えられる上に、楽しいと感じること自体が
パーキンソン病の改善に繋がることもあるからです。
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