パーキンソン病の原因として、食べ物は関係あるの?

パーキンソン病の発症原因について、
現在研究が進められていますが、
根本的な原因はまだ解明されていません。

脳の中では、運動神経系の神経伝達物質で
抑制作用がある「ドーパミン」と反対に
促進作用がある「アセチルコリン」が
相互に牽制しあって、身体の動きに関する
バランスが保たれています。

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パーキンソン病で見られる現象

しかしパーキンソン病を発症すると、
「ドーパミン」を生成する中脳の神経細胞
「黒質」が何らかの理由で減少するために、
ドーパミンの生成量も減ることが現象として
確認されています。

その結果、相対的に「アセチルコリン」が
増えることになり、手足の震え、
筋肉のこわばりなどの運動症状が出ることに
なります。

レビー小体とは

変性した黒質では、「レビー小体」といわれる
特殊なタンパク質が増えているのが見られ、
それが関与しているのではないかとも
考えられています。

「レビー小体」とは、α‐シヌクレインという
アミノ酸が凝集したものですが、
食べ物が直接関係しているかどうかは不明です。

摂取を推奨される食べ物

ただ、病気の原因や発生の関連について
調べる疫学調査において、パーキンソン病の
発症リスクを高める食品として、
下記取り上げられています。

・砂糖
・除草剤や殺虫剤などの残留した食品
・乳製品など動物性脂肪
・重金属(アルミニウムなど)を含む飲料水

これらを取りすぎると体内で活性酸素が増加し、
パーキンソン病を含めていろんな病気を
引き起こす原因と見られています。

こういった症状に陥らないようにするため、
抗酸化作用がある下記食材を普段から
摂取することが勧められています。

・トマト
・キウイ
・ブロッコリースプラウト
・赤ピーマン
・パパイヤ
・大豆製品
・ゴマ
・海藻

まとめ

パーキンソン病の発症原因として、
食べ物が直接関係するかどうかは不明です。

しかし、いろんな病気の原因と考えられる
活性酸素を増加させる食物を大量に摂取すると、
パーキンソン病の発症を高めるリスクが高くなると
言われています。

トマトやブロッコリーなど抗酸化作用のある
食品を普段から摂取したいものです。

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