パーキンソン病の発症原因について、
現在研究が進められていますが、
根本的な原因はまだ解明されていません。
脳の中では、運動神経系の神経伝達物質で
抑制作用がある「ドーパミン」と反対に
促進作用がある「アセチルコリン」が
相互に牽制しあって、身体の動きに関する
バランスが保たれています。
[ip5_ornament design=”bg-deco-postit4″ width=””]パーキンソン病で見られる現象[/ip5_ornament]
しかしパーキンソン病を発症すると、
「ドーパミン」を生成する中脳の神経細胞
「黒質」が何らかの理由で減少するために、
ドーパミンの生成量も減ることが現象として
確認されています。
その結果、相対的に「アセチルコリン」が
増えることになり、手足の震え、
筋肉のこわばりなどの運動症状が出ることに
なります。
[ip5_ornament design=”bg-deco-postit4″ width=””]レビー小体とは[/ip5_ornament]
変性した黒質では、「レビー小体」といわれる
特殊なタンパク質が増えているのが見られ、
それが関与しているのではないかとも
考えられています。
「レビー小体」とは、α‐シヌクレインという
アミノ酸が凝集したものですが、
食べ物が直接関係しているかどうかは不明です。
[ip5_ornament design=”bg-deco-postit4″ width=””]摂取を推奨される食べ物[/ip5_ornament]
ただ、病気の原因や発生の関連について
調べる疫学調査において、パーキンソン病の
発症リスクを高める食品として、
下記取り上げられています。
・砂糖
・除草剤や殺虫剤などの残留した食品
・乳製品など動物性脂肪
・重金属(アルミニウムなど)を含む飲料水
これらを取りすぎると体内で活性酸素が増加し、
パーキンソン病を含めていろんな病気を
引き起こす原因と見られています。
こういった症状に陥らないようにするため、
抗酸化作用がある下記食材を普段から
摂取することが勧められています。
・トマト
・キウイ
・ブロッコリースプラウト
・赤ピーマン
・パパイヤ
・大豆製品
・ゴマ
・海藻
[ip5_ornament design=”bg-deco-postit4″ width=””]まとめ[/ip5_ornament]
パーキンソン病の発症原因として、
食べ物が直接関係するかどうかは不明です。
しかし、いろんな病気の原因と考えられる
活性酸素を増加させる食物を大量に摂取すると、
パーキンソン病の発症を高めるリスクが高くなると
言われています。
トマトやブロッコリーなど抗酸化作用のある
食品を普段から摂取したいものです。