パーキンソン病の症状 | 精神的にはどうなる?

パーキンソン病に見られる症状

パーキンソン病に見られる症状として、
振戦(しんせん):手足の震え
無動、寡動:動作の全てが遅くなる
筋固縮:筋肉がこわばる
姿勢反射障害:体のバランスが崩れ、
前かがみで歩く
といった運動症状が目立ちます。

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非運動症状

一方で、非運動症状として、
自律神経系症状
便秘、排尿障害(頻尿)、
起立性低血圧
睡眠障害
不眠、むずむず脚症候群、
REM睡眠行動障害
精神症状
抑うつ、不安、無関心、幻覚、妄想
認知機能障害
・その他
痛み、倦怠感
といった症状も見られます。

精神症状の中でも、幻覚がよく見られます。
軽い認知症を発症していることもあり、
本人も幻覚であることを認知症軽症の
段階では自覚していることが多いと
言われています。。

介護されるご家族においても、あまり気にする
ことはなく、特に治療する必要がありませんが、
幻覚に伴って、嫉妬妄想、被害妄想などの
妄想状態が見られることもあります。

周囲の人に不安を感じさせたりする場合があり、
この段階になれば治療が必要になります。

投薬量を減らすことで幻覚がなくなることも
あるようですが、そうなると逆に運動症状が
見られる場合もあり、バランスをどう取るかの
判断が困難になります。

まとめ

パーキンソン病の発症に伴い、振戦、無動、寡動、
筋固縮、姿勢反射障害といった運動症状が見られます。

一方で、自律神経系症状、睡眠障害、精神症状、
認知機能障害などの非運動症状も見受けられます。

精神症状の場合、薬の投薬量によって改善することが
ありますが、逆に運動症状が見られる場合もあり、
そのバランスが難しいのが現状です。

主治医と相談しながら、都度対応していかなければ
なりません。

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